屋久島障子尾根厳冬期縦走

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山行名 屋久島厳冬期合宿【障子尾根】
山域名 屋久島永田川源流障子尾根
山行日 2002218日〜223
メンバー L、香川浩士(4)、竹之内真人(2

行動記録

218()  くもり
(845)鹿児島港発−(1300)宮之浦港着−(1400)永田歩道取り付き着−(1640)水取沢着
 3人に見送られて出発。さしいれがうまい。宮之浦港からは原付。信号もほとんどなく快適。原付を端のほうに止め、旗と踏み跡を頼りにひたすら登る。ルートファインディングをまちがえまくる。荷物が重すぎて足元しかみえなかった。水取沢でテントをはってねる。

219日(火) くもり
(410)起床−(545)出発−(550)停滞−(610)再出発−(830)嶽ノ辻−(1000)姥ヶ岩屋−(1240)鹿の沢小屋−(1900)就寝
 今日も35キロ近いボッカに苦しんだ。それにしても永田歩道は長いなあ・・・。1500m付近で雪、10センチ程度がクラスト。地下足袋からプラグツヘ。非常に歩きにくい。まともな皮登山靴があったらそれがよかったんだが・・・。 夕方、モーニング娘の「モーニングコーヒー」がかかった。なかなかええ曲やんけー!!!

220日(水) 快晴
(500)起床−(630)出発−(1130)上の岩屋−(1730)1112のコル 
 アイゼンとプラグツをはいて出発。わかんやビーコンなどはおいていく。歩道を少し戻り右谷のコルをめざし藪をこぐ。しばらくするとコルに出た。コルから見た障子はすごかった。右谷の上部は雪渓や氷がありアイゼンがきき快適に下るが、下部の方は雪渓がなくなったので地下足袋にはきかえたのが災いして所々ある氷ですべる。滝は全部巻く。
 イ谷だと思って登っていたところが間違っていたことに気付く。トラバースと懸垂2回でイ谷に取り付く。よかったよかった。所々ザックをシュリンゲで引き上げつつてこてこ登る。コルについたときはへとへとだった。

221日(木) 快晴
(550)起床−(715)出発−(825)ロ谷のコル−(940)−ハ谷のコル−(1215)\峰−(1350)ネマチのコル
 今日は核心部越えだったが、結果的には順調だった。核心の]峰の越え方は、最初直登、景色のすばらしい舞台のような大岩の上にくると、そのまま直進し、小コルに降り立つ。そこから、進行方向に向かって右のほうに30メートルルンゼ状を下ると、今度は左側、つまり障子尾根の]峰ピーク側からくるルンゼがある。ここには雪渓があり、高度差60mほどをカッティングして登る。すると、]峰ピーク直下のコルに着き、今度はハ谷側への下降。これもルンゼ状を高度さ80mくらい下ると、ハ谷のコルにつく。ザイルは使わなかった。
 そこからは、鹿道に忠実に行けばオーケーだ。[峰は永田側、Z,Y峰は宮之浦側を捲く。X峰は、ガス時、宮之浦川方向に顕著な尾根が下っているので要注意である。
 ネマチのコルに早く着いたので、近くの岩でボルダリングをして遊ぶ。
   ルート名;「寝待の神様」 58 (4)
         「寝待の奥様」 58 (2)
   コメント;「ちょっと怖いがジッタでいけた。」
 夜、暴風で12時まで寝られず・・・。

222日  雨強し
(800)起床−(1020)出発−(1300)永田岳−(1400)鹿の沢小屋
 天候待ちをして出発。鹿道をたどりつつ藪こぎをする。鹿道を外れると大変な目にあう。小雨がふっていたが気温が高く気持ち悪い。永田岳までのルートファインディングは完璧。さすが香川さん。ピークで写真をとりとっととくだる。ここから鹿の沢小屋までおもったより遠く時間がかかった。小屋につにたときは体が濡れていてさむかった。沖縄大学の人が焚き火をしようとしていた。ぼくらは空焚きをして衣類を乾かす。

223() くもり
(500)起床−(630)出発−(1130)永田歩道入り口
 長い永田歩道を2人で帰途につく。雪は少なかったが、そんなの俺たちの知ったことか!それに対する備えは十分だったぜ!満足!そしてサンキュー、真人!!  (文責、香川)

雑感

教育学部 教育学科 四年  香川浩士
 この山行は、積雪期剣岳北方稜線縦走の前哨戦として行った。まず、パートナーの真人に礼を言いたい。ありがとう。
 雪は少なかったが、いい山行だったよ!またよだれたらすような山行しような!
 永田川原流域にほれてしまいました。5年次の課題になりそうです・・・。

理学部 生命科学化 二年  竹之内真人
 荷物重すぎ。藪こぎの時はほんと邪魔だった。かなりばてた。今回はほとんどピーク巻いたので少し悔しかったので次は全部のピークをとりに来ようかな雪がない時期に。ルートファインディングを特訓しなければいけないなーと思った。


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