山行名 | 屋久島岩登り開拓記 |
山域名 | 屋久島 二又川右岸スラブ |
山行日 | 4月28日(土)〜5月1日(火) |
メンバー | 米澤先生(黒稜会) 谷(黒稜会) 矢内英之(鹿児島大学山岳部) |
行動記録 4月28日(土)曇りのち雨 フェリーに乗るとすぐにビールを飲んで寝ました。見送りに来てくれた人たちを無視して寝てしまったことを後悔しました。銅淵川のBCにテントを張っている途中からポツポツと雨が降ってきた。二又川の橋からスラブを見た。傾斜があり、ハングも数段あった。 4月29日(日)大雨 雨がジャージャー降る。尾ノ間は特に集中豪雨。何もピンポイントで我々のいる場所に降らなくてもええのに・・・・。買い物にも難儀するわい。二又川、銅淵川ともにすでに滝であった。 4月30日(月)曇り 朝方までポツポツと雨が降っていたがやみそう。10時に出発して、一時間程で炭焼きがま跡につく。そこで休憩して3時間程で取り付きに出る。雨のせいで水の帯がたくさんあった。傾斜はやはり強く、難しそうだ。中央にルートを定め、ドリルやボトルなどの登攀具をデポしてBCへ降りる。外で飯を食った。折角天気がよくなろうとしているのに明日下山せねばならぬとは・・・・。 5月1日(火)曇りのち雨 米澤先生、谷君の出発の後、自分も出発。西部林道を通って帰る。西面の沢を眺めつつ帰る。ショボイ沢が多いかもしれないが遡行してみないとわかるまい。午後よりも雨が降ってきた。しかし断じて俺は雨男ではない。 雑感 農学部 獣医学科 6年 矢内英之 僕の山行におけるスタンスは開拓とはどういうものか知ることであった。しかし雨で果たせず残念であった。でも今考えると開拓にマニュアルがあるわけでもなし、自分で考え試行錯誤していくその過程でこそラインを見切る能力、タクティクスが確立していくものなんではないかと思う。何よりも地図を見て、ごろごろ想像するのは楽しいもんであろう。二又川から見た本富岳西稜は岩がぼこぼこしていてなかなか楽しそうであった。是非行ってみたい所である。 |
|TOP|