<ミルフォード・トラック> 期間 11月17日〜20日 山域No6 ミルフォードサウン ド 11月17日 9時45分 Te Anau のInfo前からバスが出発。10:30 Downでボートに乗り換え、11:30 トラック入り口着。すぐ さま出発する。あいにくのくもり空。いっせいに20人ちかくの 人がスタートするので、最後にのんびりでる。入って、まず、 2mちかい幅のある整備された道。ラーンツウッドがいきなり のお出迎え。植物図鑑を片手にゆっくりいく。みんなは先にい ってしまって、散歩道を1人じめして、良い気分。20分ほど でガイド付きの人たち用のホテルにつく。つり橋を渡って、小 鳥と遊んで、Wetlandにピストンして13:30、巨大な山小屋 に着く。アジア系は私一人で、しかも女一人で歩いていたので 、遅い到着にえらく心配されていた。小屋はガス付き。 11月18日 7時半出発。歩き出して1時間、小さな小屋があ ったので覗いて見ると、猟師さんが昨夜しとめた鹿を解体中。 後ろからこっそり見学させてもらう。個人の小屋が ミルフォード内に許可されていること自体意外だった。9:00 LandSlip着。両岸のCliftが圧巻。11:00、ガイドウォー ク用のホテル着、ここから少し過ぎたところが雪崩の危険があ り、helicopterで飛ばなければならないといわれていたところ 。大分雪もとけて、今日はヘリの必要はなかった。Manapouri 小屋までCliftにはさまれた草原が続き気持ちがよい。12:3 0小屋着。天気が最高になってきたので、1時間歩いて、明日 のハイライト、Passまで行ってみる。無風快晴。よく作られた ジグザク道をのぼり森林限界を超えると左手に雪崩の競演。Pass からの景色は、あんまり現実離れしていて、声を出して笑って しまう。すばらしさにふらふらしながら小屋へもどる。明日も 楽しみ。 11月19日 8時40分出発、10:00 Pass着。今日も快晴な がら、Passは強風で1分も立っていられなかった。昨日きてい て正解。Passをすぎて20分ほどでShelterがあるのでみんな倒 れこむようにやってくる。あとから聞い話だと、どうもここの トイレは一見の価値があるらしい。知らずに行かなかった。残 念。次は一気にくだる。下りきるとsouthernFallへの分岐。1 時間半のピストン。落差500MにおよぶNz1の滝をみにいく 。 ゴーゴーと流れ落ちる滝の直下はかっぱがないとびしょぬれに なる。滝の裏側も行けるということで、挑戦した人もいたが、 ちょろっと見てみただけで小心者は退散させてもらった。16:10 Damping小屋着 11月20日 最終日。7時45分発。9:15 Mackey滝 Bell Rock もおもしろい。今日はとにかく平坦な森をぬけるのみ。天気は 最高。11:10 Giant Gate Shelter着。14:30のボートには余 裕があったので、河原で昼寝でもしようかと思うも、サンドフ ライの大群で無理。本当に、この厄介な虫のおかげで、気持ち のよいはずの休憩がいつも台無し。キーキーしてしまう。13:30 SandFlyPoint着。ここへボートが迎えにきてくれるので、1 時間ほど待つ。名のとおりサンドフライの巣。蒸し暑いShelter のなかで外にも出れず悶々と待つ。とにかく先に行きたがるフ ランス人の男性は早く着きすぎて、何時間も待っていたそう。 快晴のミルフォードサウンドをクルーズしつつ港へ向かい、み んなとお別れ。 感想 その名もしれたミルフォード。NZに来る前はミルフォー ドしか知らなかったほどの私だったので、やはり期待が大きか った。その期待に十分応えてくれるコースではあった。 これだけよく整備されて、誰でも歩ける簡単な道で、そしてあ れだけの景色は有名になってしかるべきの感はあった。ただ、 個人ウォークの場合、なんと言っても、3ヶ月前からの予約と 一泊35ドルの小屋代、ボート代は貧乏旅行者にはきつい。予 約は思っていたよりずっと簡単で、Docにもうしこみ用紙を送 ってもらい、必要事項を記入して返送。インターネット上でも できる。クレジットカードが必要。予約の段階で尻ごみする必 要はないかも。費用は全部で270ドルほど(TE Anau往復の バス・ボート・3泊分の小屋代)。ミルフォードで一泊して一 日カヤックをして帰る手もある。 |