<クロエサス・トラック>
期間 10月14日〜15日   山域 NO3 グレイマウス周辺 
ブラックボール

10月14日 グレイマウスからウェストポート方向へもどって徒
歩約1時間。ブラックボールへ行く道の曲がり角でヒッチハイ
ク。辺鄙なところなので期待は薄かったが、20分足らずでつか
まる。ブラックボールから7KMのスタートポイントまでもわざ
わざ送っていただく。11:10出発。西海岸特有のふかい森の中
を行く。なにより苔が美しい。第二HotelsIte跡が昼食には最
適。日が差して気持ちがいい。13:50 Batterysiteへサイド
ウォーク。Batterysiteは昔の金鉱のあとで昔金を取るために
作られた木造の機械がのこっている。機械自体よりもそこまで
の道すがらの森は最高。今まで一番の苔むした道。Batterysite
の小屋は古くトイレも木がはえている始末ながら、テントを張
るには良い場所。目の前に川が流れている。14:40再出発。森
林限界までスロープのきいたのぼり。限界を超えたら山小屋ま
で10分。15:40Ces clarkHut着。広く取られた窓からは南アル
プスが一望でき、ここに泊まることがハイライトといって過言
ない。Mt・Croesusへものぼりにいく。道はなく、Landslipか
ら左に入り赤い残物をめざして登るのが良い。

10月15日 9:00出発。小屋からは稜線歩き。途中のMt・ryall
へのサイドトリップもおすすめ。遠くMt・Cookが見えたのには
感動する。11:40西側の森林限界着。森に入ると雪が残ってい
た。苔と光と雪の調和に呆然とする。ここからしるしが少なく
、オレンジマークを見落とさないよう注意。14:25国道6号線
にでて終了。目の前にパブがあるのが、昼間はさすがにしまっ
ていた。ここからグレイマウスまでのヒッチハイクは簡単。

感想 一泊二日の見落とされがちなコース。しかし、Cesclark
小屋はNZの山小屋Best デザインにも選ばれているほどのかわ
いらしさ。ブラックボール側に車を置いて、小屋まで行って同
じ道を帰ってくるのもよいかも。初めての山小屋どまりには最
適で、体力に自信のないひとも楽に行ける。