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山行名 夏山二次合宿 南アルプス縦走
山域名 白根三山〜千丈ヶ岳〜甲斐駒ヶ岳〜鳳凰三山
山行日 2001年 8月23日(木)〜8月30日(金)
メンバー L:塩谷寿男(2) SL:中馬佳子(2) 横山美輪(3)
天本麻子(1)針原謙一(1)山田寛子(1)




行動記録

8月19日 (日) 天気:晴れ

富山駅13:32−松本駅18:08−伊那大島駅20:49

大型の台風が日本に迫ってきそうな雰囲気だけど、まだわからないので計画どおり伊那大島駅まで行く。個人レーションをたくさんザックにつめ、なかなか重たかったが軽い足取りで駅から駅へ急ぐ。列車の中では本を読む人、何もしない人、ただ寝るだけの人など見ていてけっこうおもしろかった。 伊那大島駅に着き、台風がまっすぐこちらに向かっていると知る。緊急会議で入山場所を変え、翌日広河原まで移動することに決定する。そしてまたJRに乗るのかと思いながら眠りについた。(塩谷)

8月20日 (月) 天気:曇り

起床5:00−伊那大島駅発5:35−甲府駅着11:30−広河原14:15  大型の台風が接近しているため、

 入山場所を変更し広河原へ移動した。私は広河原行きのバスに乗るとガイドさんを無視し、すぐ寝てしまった。北岳が見れなくて少し残念だった。(針原) 8月21日(火) 天気:雨 【沈殿】
 今日は雨で外にも出られず1日が長かった・・・夕方、あまりの雨に学生課テントもたえきれず浸水。テントの場所を移動する。よく見たら、水たまりの中につかっていた。これでは浸水するのもあたりまえ。夜中、激しい雨で何度も目がさめ、土砂崩れが不安で眠れなくなる。みんな、ぐっすり眠っているのには驚いた。途中、横山さんが怖い夢を見たらしく、悲鳴をあげる。心臓が止まるかと思うほど驚いたのに、飛び起きたのは私だけだった。みんなが図太いのか、私が怖がりなのか・・・(天本)

8月22日 (水) 天気:雨→曇り 

【沈殿】

にとどめの一撃「ひぃぃぃぃ」という悲鳴をあびせ超ヒンシュクをかった。ごめん。今日は沈殿二日目となりそうだ。天気予報を起きたとたんチェックするが今日の昼が台風の山場らしい。明日は久々の行動だよ。もう移動やら寝るのに飽きた。しかし、あれだけ大騒ぎしても一人爆睡ばく進中のハリケンは皆の注目の的となった・・・。(横山)

8月23日 (木) 天気:晴れ]

起床2:30−広河原発4:30−白根お池小屋7:05〜8:20−北岳肩の小屋12:25台風去る。朝の空いっぱいに星が・・・。今日はいざ北岳へ。急登の上にフルボッカと考えるとドキドキした。まずは森の中を歩いた。急登だし1ピッチ目だしで結構疲れた。途中池があったけど思ってたより小さくて少し残念。そのあとガレ場に出ても、稜線に近づいてもやっぱりずーっと登りだった。でも久しぶりに動けて南アルプスに来てるんだと実感が湧くとうれしくなった。今日は肩ノ小屋泊まり。明日北岳頂上へ。(山田)

8月24日 (金) 天気:ガス→薄曇


起床2:30―出発4:40―北岳頂上5:25―北岳山荘で休憩6:55―中白根山8:00―間ノ岳頂上9:35―農鳥小屋テン場着11:05―テント設営後出発11:55―農鳥岳13:40―農鳥小屋テン場着15:25

 北岳の山頂の方で歓声が上がっている。先についたブルーハーツ軍団が日の出を見たらしい。しかし我々の着く頃には山頂は濃霧に覆われていた。北岳山荘でスタンプを押し、超近代的なバイオトイレを試してみる。農鳥小屋に着くとすぐにテントを張って軽装で農鳥岳まで行く。横山さんが言っていた『へのへのもへじ』はついに見つからずじまい。テン場に戻って広河原からずっと同じコースだった佐々木ひとみさんと記念撮影。晩御飯はシチュウでした。(中馬)

8月25日(土) 天気:快晴

起床2:30―出発4:30―間ノ岳頂上6:15―三峰岳7:20―<仙塩尾根>―野呂川越10:40―両俣小屋テン場着12:22→【午後は半沈】

 星がきれいな朝。霜が降りていた。富士山が暗闇に浮かび上がってくる。今日から間ノ岳を越えて三峰岳から仙塩尾根を北上する。野呂川越までのダラダラの下りが長かった。みんな静かだった。両俣小屋の雰囲気が昨日と違ってとてもよく、トイレもきれい。うれしくなる。ごみ捨て場があり、ガス缶の穴あけに苦労する。天本さんが石でぶちわって開けてくれた。(中馬)

8月26日 (日) 天気:曇り→ガス→雨

起床2:30−両俣小屋発4:22−野呂川越5:42−横川岳6:05−伊那荒倉岳7:35−大仙丈ヶ岳山頂10:10−仙丈ヶ岳山頂(10:10〜11:35)−小仙丈ヶ岳山頂12:15−長衛小屋前14:10−仙水小屋着15:25

 両俣小屋から出発して、仙塩尾根から仙丈ヶ岳に登った。今日は毎ピッチ毎ピッチ死にました。きつくてなんか腹が立ったのも今日が初めて。ハリケンでいうチクショーだった。10時間行動だったがコースタイムを上回ったのは結構うれしかった。仙丈ヶ岳には登山客も結構多かったが、中にトリカブトを探す男性がいて少し怖かった。また途中雨が降りそうになったが林道に出た途端降り出したので助かった。今日は仙水小屋泊まり。明日晴れるかな。(山田)

8月27日 (月) 天気:晴れ時々曇り 

【沈殿】

 朝目覚めると、テントの外はガスっていた。昨日の仙丈岳では頂上がガスっていて展望が良くなかったので、「甲斐駒こそは晴れてほしいもんだ」と思っていたのに〜と舌打ちする。CLの判断で一時待機したが、今後の日程など考えてみてもそれほど急ぐ必要もないので天気待ちという意味で沈殿が決定。一年生のほっとした様子が面白い。昨日は頑張ってたもんね。昼から晴れてきて小屋の主人に不思議がられつつ真昼間からお茶会をきめこんだ。皆の隠しレーションが続々と披露されてゆく・・・。余談だが、仙水小屋では富山大ワンゲルOBの星野さんと、我が部の香川さんつながりでお近づきになる。ジュースなどいただいてしまう。(横山)

8月28日 (火) 天気:快晴


起床3:00―仙水小屋発4:35―仙水峠5:00―駒津峰6:05―甲斐駒岳7:35―摩利支天9:05―駒津峰10:30―仙水小屋着11:45

 甲斐駒は最高だった。砂とか岩とかすべて真っ白で穴を掘って住みたくなった。天気も最高で日のあたるかんじによって、岩に陰影ができていてとにかくすばらしかった。下には雲海が広がっていて本当にきれいな山だった。晴れてよかった。(天本) 8月29日(木)天気:曇り2:30起床−4:35発−6:23栗沢山頂上−7:25アサヨ峰頂上−9:25早川尾根小屋 −広河原峠10:15―白鳳峠11:20―高嶺山頂12:25―賽ノ河原13:30―地蔵岳オベリスク(13:35〜14:05)―鳳凰小屋14:35 栗沢山までが急登だった。天気がよかったので栗沢山からの北岳の眺めは最高だった。白鳳峠から高嶺への登りがすごくきつかった。地蔵岳では塩谷さんと中馬さんと私がオベリスクに挑んだが途中までしか登れなかった。また、本当に地蔵がたくさんあったので驚いた。今日は2回目の10時間行動だったが、ペースがよかったので満足した。しかし、それ以上に早川尾根小屋のおじさんがとても怖かったことが印象に残った。(針原)

8月30日 (金) 天気:曇り

起床2:30−出発4:30−観音岳6:05−薬師岳6:50―南御室小屋7:45−苺平8:45−夜叉神峠小屋10:45−バス停11:35−甲府13:00
 下山だ。前の晩に隣のテントで騒いでいた学生たちはまだ寝ているみたいなのでコソコソと準備する。さすがに下山日となるとザックも軽くなり、早く山から降りたい一心でいきなり下山モードに入りスタスタと爽快に下る。夜叉神には予定よりずいぶん早く着き、1つ前のバスに乗れて少し驚いた。甲府駅へ向かうバスの中ではレーションをパクパク食べている人もいて負けてなるものかと完食を目指して必死に食べる。そして甲府駅では夜寝るまでおのおの自由を楽しんだ。(塩谷)


雑感

農学部 生物環境学科2年 塩谷寿男
 CLとして初めての山行でいろいろなことを考え、そして判断する機会をもつことができいい経験ができました。特にSLの中馬さんにはいつもサポートしてもらいすごく助かりました。ありがとう。台風接近中でのテント生活では、何日もせまい空間に閉じ込められて1日1日みんなの表情が変わるのがおもしろかった。床下浸水など少し悲惨な目にも会ったが楽しいテント生活をおくれてよかったです。これからまたいろんな山行を計画して行こうと思うけど今回の反省が次回の反省にならないようにしっかり頭の中にたたきこんでおきたいです。


歯学部 歯学科2年 中馬佳子
 南アルプス大きな縦走も初めての経験だったので新鮮でした。全体通してかなりきつかったけど、自分は縦走が好きなのだということが分かった山行でした。南アルプスは水と小屋の管理人が大変という話を聞いていましたが、水はなんとか買わずにすみました。逆に仙水小屋の水はふんだんにあり、おいしかった。小屋の主人やトイレは様々。バリエに富んでいたがどうも相関関係があるみたいです。楽しみにしていた夜叉神峠はしょぼかった。台風の為にかなり予定が変更になりましたが、日程ぎりぎりいっぱいの楽しい山行でした。


農学部 獣医学科1年 天本麻子
 二次合宿は定着と違い、縦走なので大変でした。初日から台風で出だしはよいとはいえなかったけど、毎日が充実していました。二次の後半で登った甲斐駒や地蔵、観音、薬師は特にきれいで、感動ものでした。地蔵の賽の河原は、小さなお地蔵さんがたくさん祀ってあり、独特の雰囲気をただよわせていました。はじめの頃はどの山もおなじようにしかみえてなかったのに、全然違う表情を持っていることに気付きました。山では一時間などあっという間で、しかも歩くことだけ考えていればいいという単純さがよかったです。この合宿では本当にいい体験ができたと思います。


教育学部 数学専修1年 針原謙一
 寝起きが悪い私にとって、連日の2:30起床はきつかった。シュラフを直すのにすごく時間がかかり、朝食の準備をほとんどしなかったのが一番の反省点です。南アのメンバーの方々本当にごめんなさい。初めての縦走でしたが、思った以上に台風の影響もなくほとんどの山に登れたので大変充実した山行でした。


農学部 生物生産学科1年 山田寛子
 今思い出せばきつかったんだけど、なんかあっという間だった気がする。入山日から下山したら何食べて何するかばかり考えていたけれど、いざ下山日が近づくとそうでもなくなった。また、うっすらと見える山を指差して明日はあそこまで行くといわれると、いつもびっくりしてたけど、でもきついけど意外に歩けるもんだった。1年の時にしかきつい時にきついって言えないって聞いたけど私は2,3年になっても絶対言うだろうなと思った。朝早く小さな富士山が見れたりすごくきれいな景色を近くで見れて有意義な山行だった。


法文学部 人文学科 東洋史系3年年 横山美輪
2年連続の南アルプス縦走。今年でほぼ南アルプスの主要な山は全て踏破しきった。コーチとして参加したのだが、リーダーが二人ともしっかりしていて安心して任せることができたので出る幕無し。二人を見ていると、去年手探りで野口さんとリーダーをしたことをシミジミ思い出せてなんか良かった。同期っていいなぁ。一年も根性あるヤツがそろっていて頼もしい限り。いつか「先輩そんなもんですか」ニヤッとかされそうで怖い・・・。個人的には読図を主題としていたのだが、少しは上達したかな?

来年の夏は北アルプスの長大な縦走をしたいものだ。


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