大谷の岩場
 我が部では、大谷の岩場と読んでいました。昔、この岩場にはこんな立派な階段はなくて、ロープが一本ついているだけでした。そんなに難しい岩場ではなかったんですけど、我が部の現役OB大谷氏とここを登ったとき彼は岩場の途中で怖がって全然動けなくなりました。しかし、そんな彼も6年間の訓練の末、北アルプス剣岳のタテバイ、ヨコバイを行くようになり、最近では剣岳源治郎尾根、そしてマッターホルンを登ろう等と言っています。この岩場へ行くたびに彼と6年前に来たときのことを思い出すのでした。