開聞岳1
 開聞岳山麓のスキー場横からとった開聞岳。この角度から開聞岳をよく見ると分かるけど開聞岳の山容にくびれが見える。
 つまり開聞岳が1度の噴火でできたのではなく複数の異なる年代の噴火で形成されたことがよくわかる。
 資料を調べてみると、海抜700mのところに鉢窪といわれる陥没地形があって、山の北半分をとりまいている。これが旧火口の一部であって、遠くから見るとその境目を見ることができる。
 つまり現在の開聞岳は、古い開聞岳の上に新しい開聞岳が乗っかったような形で存在しているわけだ。だから6合目付近から岩質が変わることもこれで証明される。