桜島マラソン
桜島マラソン大会 2002年12月1日実施 |
1.はじめに 鹿児島大学山岳部伝統の桜島マラソン大会が2002年12月1日(日)に実施された。 桜島はご存知、鹿児島のシンボルともいうべき活火山である。激しい噴火活動の時は、鹿児島市内にもたくさんの降灰をもたらす。桜島にはほとんど人が住んでいないと思っているかもしれないが、桜島港の近くは家が立ち並んで結構な町である。 そんな桜島も鹿児島市内からフェリーでわずか13分、フェリーは10分から15分おきに運航され、運賃は大人150円と格安で行ける。桜島フェリーは桜島・大隈半島への大動脈として24時間運行されており、桜島の交通の便は比較的良好ある。 桜島一周する道路が約35キロメートル。昔は38キロメートルはあったらしいが、最近道路がよくなって距離が短くなったというが、一周35キロの起伏の激しいコースは冬山前のトレーニングには最適、また冬山へ行かない人の精神修行にもぴったりである。 前置きが長くなったが、2年ぶりに桜島マラソンを実施した。これはMN氏の適当な思いつきによるものだが、冬の期間はあまりにやることがなく、山岳部の冬山行かない族に活躍の場を与えようという素晴らしい親心からである。(←余計なお世話だという噂も・・・) 10月に「桜島マラソン」を実施すると発表してから、トレーニング表なども作り、厳しいトレーニングに励んだ・・・者もいたし、まったく走らなかった者もいた。が、みんなそれなりにトレーニングをしていただろうお陰で今年はリタイアする人もなく、桜島マラソンは大成功のうちに終わった。 2.レース結果 出だしはみんな様子見でスローペースだったが、元陸上部の1年松田が飛び出す。1キロ後には独走態勢を築く。 前半の山場の坂道で3年竹之内、猛然とスパートし、一気に2位まで躍り出る。 3位争いは、OB西村と3年塩谷の激しいデッドヒートとなるが、塩谷給水を取らずに抜くという姑息な手段で3位をキープする。卑怯な手を2度も使って勝負にこだわった塩やんにレース後批判が相次いだ(というより約1名が文句を言っていた) レースは1年松田がぶっちぎりで優勝。2位は3年竹之内だった。トレーニングした人とそうでない人の差がはっきりしたレースだった。来年はみんなトレーニングしようね。 3.反省 ●救護班が3人もいて本当に助かった。 ●12月なのにクソ暑くてドリンクが不足した ●黒糖アメとレーズンが不評 ●ドリンクはお茶、ポカリの評価が高く、オレンジジュースは不評だった ●バナナなどあればよかったかも ●トレーニングはしたほうがいい ●晴れたら帽子が必要。日焼けする。 4.桜島マラソンマップ (1)前半はアップダウンがなく、走りやすい。ここで飛ばさないと好タイムはでない。 (2)白浜の手前から坂が連続する。かなり足に来る。ここでスピードにのる必要があるが、足を故障する危険が高い。自信のない人は、特に下り坂はスピードを抑えたほうが無難かも。 (3)黒神町に入って埋没鳥居についたらここがちょうど中間地点だ。あとは距離が減る一方。ここまでくると気分的に楽になる。 (4)大隈半島の道路の接合地点。間違っても垂水方面へは行かないように。 (5)古里温泉付近はなだらかな坂が多く、きつい。これまでショボいトレーニングしかやってこなかった者は、地獄のスロープ状、のぼり坂の餌食となる。 (6)ラスト2キロを切ると一直線の道路へ出る。一直線のあまりにも長い坂なのでうんざり。 (7)フェリーの乗り場に着いたらゴール。間違っても車両用の乗り口には行かないでね。 以上、分析・MN |
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